第四十夜 夫の畑のほうれん草

 守谷に住みはじめて12年は経ったろうか、夫は毎朝のように、南へ向かって犬と朝の散歩をしている。途中から舗装されていない南への畑道となる。その畑の一角を借りて、現在の夫は野菜づくりを楽しんでいる。  忘れもしないが、守谷...

第三十夜 われらの八成小学校 

 昭和20年度生まれの私たちの小学校時代のことに触れてみよう。懐かしく思い出したきっかけは小学校の同窓会をしましょう、という案内状が幹事の山本勝之くん、葛巻(旧姓津田)千恵子さんから届いたことにある。  私たちが卒業した...

第九夜 「寒」の句

 「寒」は、小寒の1月5日頃から、大寒の1月21日頃をへて、節分(立春の前日)までのおおよそ30日間をいう。この間を「寒の内」といい、一番寒さのきびしい頃である。  今日は1月30日。犬の綱を引く私は「さむい、さむい!」...

次は「あしたの風」です

 千夜千句の次は、「あしたの風」として気持も新たに俳句のブログ Miho Haiku Note 1 として記事をつづけてまいる予定です!   「千夜千句」は、11月10日のわたしの喜寿の誕生日を目標にして綴ってまいりまし...