千夜千句 第八百六十四夜 永田耕衣の「春の暮」の句 Posted on 2022年4月30日 by mihohaiku 誰彼時 晩春の今頃は暑くもなく、寒くもなくちょうどよい気候で、勤め帰りもそこはかとなく明るい。このような夕暮時を「たそがれ時」というが、これは「あそこを行くのは誰だろう」と見えるか見えないくらいの明るさを言い...